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「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展(東京展)に協賛

2017年3月16日
日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社

日本写真印刷株式会社は、社会貢献基本方針に掲げている「芸術・文化の支援・振興」を目的とした活動を行っています。その一環として、2017年3月14日から5月21日まで、東京国立近代美術館で開催されている「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展に協賛しています。
本展覧会は、Nisshaグループの日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社が展覧会図録・ポスター・チラシなどの制作に携わっています。

「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展 概要
今から450年前、長次郎という人物によって創造された樂茶碗は、一子相伝という形態で現在まで続いています。一子相伝とは、技芸や学問などの秘伝や奥義を、自分の子の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないことであり、一子は、文字通り実子でなくても代を継ぐ一人の子であり、相伝とは代々伝えることです。

この様な考え方で、長年制作が続けられている樂焼は、長い伝統を有していますが、しかし、それらは伝統という言葉では片付けられない不連続の連続であるといえます。長次郎からはじまり15代を数える各々の代では、当代が「現代」という中で試行錯誤し創作が続いています。本展では、現代からの視点で初代長次郎はじめ歴代の「今—現代」を見ることにより一子相伝の中の現代性を考察するものです。正しく伝統や伝承ではない不連続の連続によって生み出された樂焼の芸術をご覧いただけます。
(※展覧会公式Webサイトより抜粋)