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「怖い絵」展に協賛

2017年7月10日
日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社

日本写真印刷株式会社は、社会貢献基本方針に掲げている「芸術・文化の支援・振興」を目的とした活動を行っています。その一環として、2017年7月22日から9月18日まで兵庫県立美術館で開催される「怖い絵展」に協賛しています。
本展覧会はこの後、上野の森美術館へも巡回します。

「怖い絵」展概要
これまでの絵画鑑賞とは、色彩、タッチ、雰囲気や表現法などをもとに、感性を頼りにして心のままに感じるもの、というのが一般の人々が抱くイメージでした。そんな中、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書としてベストセラーを記録し、シリーズ化されて多方面で大きな反響を呼びました。
刊行10周年を記念して開催する本展では、シリーズで紹介された作品を筆頭に、展覧会に向けて新たに選び抜かれた作品が登場します。さらに『怖い絵』の世界を感じて頂けるよう、作品の恐怖を読み解くためのヒントをもとに、みなさんに想像力を働かせてもらえる展示を予定しています。

最大の注目作は、著書でも紹介された、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する名画、ポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。わずか9日間のみ王位にあった16歳の若き女王の最期の姿を描いた、縦2.5m、横3mにもおよぶ大作は、日本初公開となります。また、ターナー、モロー、セザンヌなど、ヨーロッパ近代絵画の巨匠の“怖い”作品など、近世から近代にかけてのヨーロッパ各国で描かれた油彩画や版画、約80点をテーマごとに展示します。
(※怖い絵展公式Webサイトより抜粋)